骨董品買取で、蒔絵の品物をお譲り頂きました。
写真が33枚あります。くわしくはこちら
印籠 横幅約 4.2cm 縦約 8.7cm 厚み最大約 2.9cm
緒締め 直径約 1.4cm
根付 横幅約 3.6cm 縦幅約 2cm 高さ約 3.5cm
この作品はお客様よりお譲り頂いた品物で、江戸時代の作品で材質は木製です。写真16のように常嘉斎と 銘が 入っており、梨地に素晴らしい鶴の蒔絵が施されております。作者の山田常嘉は、江戸中期の蒔絵師で、著名な作家です。山田姓の印籠師で、江戸南塗師町に住んだ名工と伝えられています。代々「常嘉」あるいは「常嘉斎」と号して、『装剣奇賞』にある「常加」銘の作品でも知られています。「御印籠師」として徳川家に仕え、印籠、香箱を制作したと伝えられています。蒔絵を得意とし、研出蒔絵や 高蒔絵 を駆使した素晴らしい美術品の品物が多く残されています。古い時代 から日本に伝承されている蒔絵の技巧が素晴らしい作品で、現在の作家ではなかなか作れない上手の 名品 です。緒締めは 珊瑚 で出来ており、根付は木彫りに漆塗りが施されています。根付も長年の時代を経てきた味わいのある作品で、昔の職人技が素晴らしく、人物の表情が面白い珍品です。採光の加減で白く光っておりますが、非常に状態の良い品物です。内部も非常に状態の良い品物です。高価な品物ですので、出来れば来店頂き直にご覧下さい。
古美術やかたでは、お譲り頂いた品物に価格を表示し、小売販売しております。この小売価格を元に買取価格を表示しております。