茶道具買取で、一緒に蒔絵の印籠をお譲り頂きました。
写真が44枚あります。くわしくはこちら
印籠 横幅約 4.5cm 縦約 8cm 厚み最大約 2.5cm
緒締め 直径約 1.5cm
根付 横幅約 2.4cm 縦幅約 3cm 高さ約 3.5 cm
ご主人が単身赴任で来ておられ、奥様が来られた際にお立ち寄り頂きました。店頭に並んだ古美術骨董品の多さに驚かれたご様子で、細工や質の良い高価な品物をご覧になっておられました。当店でも丁寧に説明をさせて頂きました。その後、ご自宅に戻られてから査定や鑑定依頼を頂きました。後日、作品をお送り頂き買取させて頂いた、茶道具と 印籠 ですが、印籠が江戸時代の 古美術工芸品 で面白い逸品なので先に紹介させて頂きます。この品物は江戸時代の作品で、材質は木製です。非常に細密な蒔絵が施され、さすが江戸時代の職人技だと思わせる 逸品 です。作者は、江戸時代の著名な作家で写真をご覧のように本体に「松立斎 達栄」と 銘 が入っており、山田常嘉の 門人 で、仙台藩お抱えの蒔絵師です。江戸時代の古い時代の 伝承 された蒔絵が素晴らしい作品で、現在の作家ではなかなか作れない上手の 名品 です。
緒締めは金工作品で出来ており、根付は木製です。昔の職人技が素晴らしく、木味の温もりが伝わる逸品です。採光の加減で白く光っておりますが、ヒビ割れ等無く、非常に状態の良い品物です。内部も傷んでいる所は無く、非常に状態の良い品物ですが、高価な品物なので、内部の細部までは写真紹介が難しいので、出来れば来店頂きご覧下さい。古美術やかたでは、お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。