骨董品売却依頼で、日本の金工作品で刀装具の鍔をお譲り頂きました。
お客様の声
周南市徳山動物園が近くですが、本格的な古美術骨董店も無く、この動物園が山口県内で唯一の本格的な動物園で多くの来園者がありますが、こんな所なので、インターネットで古美術やかたさんを探し、お祖父さんが蒐集していた金工品の刀装具を引き取って頂きました。お爺さんが長い間、時間を掛け一点、一点、集めた伊万里ですが、ほとんど使うことも無く大切に保存しておられた作品で綺麗な状態で見て頂くことが出来良かったです。この際だと思って、メールに写真を添付して数点の作品を見て頂きました。引き取って頂けるかどうか分かりませんでしたが、全ておお引き取り頂き、整理ができ良かったです。さすが古美術骨董店だけあり、良い品物は高価に買取って頂きありがとうございました。
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買取例の説明
写真が52枚あります。くわしくはこちら
明治時代になり、帯刀禁止令が出されて、刀や刀装具を作れなくなり、いろいろ工夫を凝らし、日本の素晴らしい 職人技 へと発展していきました。これらの作品は、世界の万国博覧会に出品され絶大な人気で一躍日本独自の美術品として有名になりました。このような 金工品 の金属加工の 彫金細工 、象嵌細工は日本独自の技法で、今でも非常に人気があり、愛好家や コレクター の方も多くおられます。このような歴史が日本の金工作品の歴史で、それ以前の江戸期のこれらの作品は現在では作る人が殆どいない伝承された昔の職人技が生かされた名品です。
この鍔は材質は 赤銅 で、江戸時代に作られた逸品です。作者は、浜野良昆(小栗良直の門人、江戸時代後期に活躍した金工作家)の作品です。大小二つあるので、大きい方から写真を掲載しています。この鍔は現代の職人ではなかなか作れない、二枚一組で 在銘 で丁寧な彫金細工と象嵌細工が施された、江戸時代後期の職人技が冴える逸品です。山口県周南市の先々代がコレクターの方より、直接買い付けた品物で、この地は文化人や政治家が多く出ておられ、文化レベルも高く、面白い古美術工芸品をお譲り頂くことが有ります。
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