茶掛けの掛け物と一緒に日本画の山水画を売却頂きました。
お電話を頂き、明治時代に建てられた自宅の整理をしており、古道具の処分を検討しているとの事でした。作品の写真をお送り頂くと、昔の品物で長年放置されており、品物に変化が見受けられましたが、花押 や 落款 も確認でき比較的コンディションも良い様子でしたのでお譲り頂きました。茶道具や茶掛けの軸は次回に紹介させて頂きます。この作品は本紙は絹本で、山水画 が描かれております。古い時代にはこのような山水画の水墨画が好まれ、多くの名品が残されております。この作者はそんなに著名な作者ではありませんが最晩年の作品で、掛軸の表具裂も綺麗で掛物として部屋飾りに最適かと思われます。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。
古美術やかたでは、売却頂く際には、お客様にお譲り頂く品物の小売価格を表示して、買取価格を決定しております。また、その販売価格は、店頭やホームページに表示して、遠くのお客様でも、ご納得頂けるようにしております。1日100名近くのお客様にご来店頂き、店頭には常時2000点以上の 古美術工芸品 を展示しており、約80軒の骨董店が軒を連ねる祇園骨董街の中心にある老舗の骨董店だからこそ出来るのです。