骨董品買取で、福島県福島市のお客様に江戸時代の元政上人の掛軸を売却頂きました。
お客様の声
美術品収集が趣味だった父の遺品を買い取っていただきました。恥ずかしながら、私は書画骨董の類には全く興味がなく、父がどんなものを集めていたのか、興味も無く長年放置しておりました。どこに相談したものかと、初めてのことで不安もありましたが、友人から良いお店を紹介してもらい助かりました。電話した際には、丁寧に古美術骨董品の事をいろいろと教えていただき、大変勉強になりました。
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買取例の説明
大きな震災に見舞われ福島県全体が大変な事態になりましたが、無事保管されておられ、貴重な品物を拝見させて頂きました。また近くには本格的な古美術骨董店が無く、どうしようかと考えておられましたが、知り合いの友達にご紹介されたようで、当店のホームページをご覧になりお電話を頂きました。このお客様は先代の方が古書画や古筆の コレクター で、面白い作品の数々を写真でお送り頂きました。その中で、古い時代 の高僧の逸品や文人画・南画の掛軸を数点お譲り頂きました。この作品は高僧の書画で有名な元政上人の逸品で、保存状態も良い作品ですので、先に紹介させて頂きます。珍しい短冊ですが、日本の美術品としては上手の名品なので高価でお譲り頂きました。元政上人(1623年~1668年)は、京都生まれの江戸時代前期の日蓮宗の僧、漢詩人で、出家して妙顕寺日豊に 入門 しました。深草の瑞光寺を開山して住んだことから「深草元政」と称されました。 詩作や和歌を楽しみ、著名 な熊沢蕃山や北村季吟、石川丈山ら多くの文人画の作家と交わり、名高い学僧としても知られています。この作品は 短冊 で本紙は紙本で、古い時代の作品ですが、ご覧のように、保存状態の良い掛軸です。