日本画の掛軸で柳沢淇園の雪竹雀の図をお譲り頂きました。
お客様の声
何度か利用させていただいております。他社さんと比べても高額で査定していただけることが多く、何よりも査定の内容をきちんと説明していただけますので、安心してお任せしています。これはあまり価値が無いと、勝手に思っていた作品が思わぬ高価にお引き取りして頂けることもあり、毎回、古美術骨董の世界の難しさを実感させられます。やはりプロの骨董店の店主のご意見は非常に参考になり、老舗の古美術骨董店にお願いして良かったといつも感謝しております。この度もお世話になりました。また、よろしくお願いします。
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買取例の説明
先代がリピーターの神奈川県大和市のお客様で、その先代の子供さんからの骨董品買取依頼で出張させて頂きました。このお客様の先代は、当店でもお買い求め頂いており、地元でも有名な資産家で、地元では昔の日本画の作品の 愛好家 として名が知られており相当なコレクションをお持ちです。高価な品物や 珍品 やアジア大陸から伝わった 唐物 や 伝来品 も拝見させて頂きましたが、今回は日本画の水墨画や古書画を買取りさせて頂きました。
柳沢 淇園(1703年~1758年)は、江戸時代中期の武士、文人画家・漢詩人で、日本文人画の先駆とされています。彼は中国画法を学び、その後独学で元明から将来した古書画や 画譜 を模写し画論を学び、彩色精密な写生画を修めました。著名な作家で、独自の 画風 を作り、国学にも通じており本居宣長や上田秋成とも交流がありました。さすがと思わせる味わいのある作品です。この作品は本紙は紙本で、二重箱が付いております。古い時代 の作品ですが、ご覧のように、保存状態の良い 逸品 です。面白い図柄で、状態の良い昔の掛軸はお譲り頂けます。