骨董品買取で、江戸時代の面白い表具の掛軸をお譲り頂きました。
お引越し予定で自宅を整理されているお客様よりご連絡を頂きました。ご親族の方が蒐集されていた美術品や 古道具 などが多数あるので売却したいとお電話を頂き、出張させて頂きました。長年放置されていたようで、埃だらけの裸の品物や段ボール箱やミカン箱に詰め込まれた品物がたくさんありましたが、一点一点仕分けし、価格を付けさせて頂きました。お客様に「納得して売却できます」と喜んで頂き、このような日本画の掛軸もお譲り頂きました。
この逸品は英 一蝶(1652年~1724年)で、江戸時代中期の画家です。画号 は翠蓑翁があり、江戸で狩野安信に 入門 し、後に岩佐又兵衛や菱川師宣らの浮世絵・風俗画を取り入れ、軽妙洒脱な戯画的表現の 画風 を確立して、面白い古書画を制作しました。のちに幕府の忌諱にふれ、遠島に処された後、江戸に戻り、晩年は主に 花鳥画 や 風景画 を描きました。本紙は絹本で、二重箱が付いており、保存状態の良い日本画の作品です。
お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。古美術やかたでは、お客様より買取させて頂いた 諸道具 を、価格を表示して、当店で店頭販売いたしております。また同時に、ホームページにも、価格を表示して販売いたしております。