茶道具の一行書として、茶室に掛けられていた白隠の掛軸です。
このお客様は江戸時代より代々続く宅で、昔は 豪商 のお宅でした。いろいろな工芸品や古民芸の諸道具をお持ちで、いろいろな古道具の写真を数十点お送り頂きました。その中でも江戸時代の日本画の掛軸が数多くありましたので、茶掛けに使用できる 高僧 が書かれた古書画を数点お送り頂きました。品物を写真で拝見し、先にお譲り頂く価格を決定していたので、水墨画や 工芸品 を売却頂くことが出来ました。白隠と言えば高僧の書画で人気があり、高価に取引されております。白隠の余技の水墨画は専門家にない独自の 画境 を示し、国内外で高く評価されています。この品物は本紙は紙本です。古い時代の作品ですが、ご覧のように、状態の良い逸品です。
古美術やかたでは、お客様より直接お譲り頂いた商品のほとんどに価格を表示し、店頭販売しております。買取専門店や小売販売していないお店では、卸売りをされますが、古美術やかたでは最終販売の小売り価格をしており、当然買取価格は他店より高価になります。また、昔の職人技が素晴らしい作品を売却される折にはご相談下さいませ。