骨董品買取で金工品で、鍔や小柄、また縁頭をお送り頂きました。
写真が31枚あります。くわしくはこちら
当店のホームページをご覧になり、売却依頼のお電話を頂きました。当店も刀装具を沢山販売しており、販売価格を表示して鍔や小柄、また縁頭の販売写真を多く載せております。そのような当店のホームページをご覧になり、安心して品物をお送り頂きました。このお客様は整理をされ、すでにお子様やお友達などへ希望の品物は差し上げたそうで、お客様から見れば高価に売却できる品物は残ってないと思われていたようでしたが、当店でも人気の加納夏雄の作品も残っており、お譲り頂きました。このような金工作品の武具は 彫金細工 や 象嵌細工 の素晴らしい職人技が 伝承 されて、古い時代から伝わってきた日本の貴重な 伝統技術 でそのなかでも加納夏雄の作品は日本でもトップクラスの人気があります。加納夏雄は鏨を斜めに方向け片側で彫っていく片切彫を得意として、明治維新を迎えた後、明治2年4月に皇室御用を命じられ、明治天皇の太刀飾りを担当しました。さらに同年7月、新政府から新貨幣の原型作成を依頼され、門下生と共に試鋳貨幣の作成を担当しております。今回は面白い縁頭をお譲り頂きましたので、先にこの縁頭を紹介させて頂きます。材質は 赤銅 で、時代は江戸時代のものだと思われます。この作品も非常に出来の良い 上手 の名品で、銘 は江戸中期の山城の人、阿部光國とあります。日本の 職人技 を代表するような、見事な逸品で、写真26・27・28に、小柄を入れるように、少し凹んで作られております。古い時代 の物で、長年使われてきた痕がありますが、ご覧のように、状態の良い品物です。採光の加減で白く光っております。
古美術やかたでは、買取させて頂いた商品のほとんどに価格を表示し、店頭販売しております。昔の職人技が素晴らしい美術品の作品を売却される折にはご相談下さいませ。