お客様に拝見させて頂いた日本画の森祖仙の掛軸を紹介します。
茶道具の査定でお伺いしました。数多くの昔の作品をお持ちで、滅多に見られない江戸時代の作品で表具も面白く素晴らしい逸品なので紹介させて頂きます。森祖仙の日本画で、彼は1747年森如閑斎という 絵師 の三男として生まれました。はじめ、勝部如春斎について狩野派の技術を熱心に学びました。1784年あたりから、沈南蘋や円山応挙の影響を受けて 画風 を変え、写実 を重視するようになり、猿の絵を描くと右に出る者はなく、猿画の名手として評判が高くなりました。猿の毛髪一本一本を丁寧に描き、細密 な技術は素晴らしい 職人技 です。本紙は絹本です。古い時代の作品ですが、ご覧のように、状態の良い掛軸です。面白い図柄で、状態の良い昔の工芸品は買取させて頂きます。
お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。古美術やかたでは、お客様より売却頂いた品物は、価格を表示して、当店で店頭販売いたしております。また同時に、ホームページにも、価格を表示して販売いたしております。