江戸時代の日本画の掛軸で、京都画壇の田能村直入の作品を売却頂きました。
お客様の声
父が趣味で集めていた書画を何点か売却しようと思い、電話させて頂きました。千葉県からで遠方になりますので、対応して頂けるか心配でしたが、気さくなご主人で、無事に引き取って頂けることになり、安心しました。査定や価格のつけ方について、たいそう丁寧に説明いただきましたので、信頼してお任せできました。父が大切にしていたものでしたので、愛着もありましたが、さすが京都の老舗の古美術骨董店で、良い品物はそれなりの高価に引き取って頂き、喜んでおります。
=======================================================
買取例の説明
写真が11枚あります。くわしくはこちら
全体 縦幅約 186cm 横幅約 63.5cm
本紙 縦幅約 129cm 横幅約 50cm
この作品は千葉県流山市のお客様より宅配でお送り頂いた作品です。昔の作品で書き込みも良く、紹介させて頂きます。田能村 直入は文化11年~明治40年で、幕末から明治時代にかけて活躍した 日本画 家です。日本最後期の文人画家として知られています。 田能村 直入は、田能村竹田の養継子で、号は、はじめ小虎、のち直入、通称は小虎などが使われています。岡藩士三宮伝右衛門の三男として生まれ、文政5年9歳のときに竹田の 画塾 に入門しました。その後、天保6年、師の竹田が没した後は、しばらくは京阪を遊歴して過ごしていましたが、27歳の頃には堺に暮らしていたようです。また竹田の意志を継ぎ、煎茶の普及に尽力し、慶応元年には青湾茶寮を営み、煎茶道具の愛好家でも知られています。
茶会も好み、高野山でも茶会を催したと記されています。明治10年、63歳のときには京都博覧会に出品し 文化賞 を受賞しています。京都画壇の中でも尽力され、京都府画学校の設立、校長に就任しました。 門弟には田近竹邨、児玉果亭などがいます。享年95歳で亡くなられました。この絵は日本画の水墨画の掛軸で、本紙は 紙本 です。このような日本の古い時代の 古美術工芸品 は日本を代表する骨董品でもあり美術品でもあり高値でお譲り頂きました。古い時代 の作品ですが、ご覧のように、状態の良いお軸です。面白い図柄で、状態の良い昔の作品はお引き取りさせて頂きます。
-
1
-
2
-
3
-
4
-
5
-
6
-
7
-
8
-
9
-
10
-
11
-
12
-
13
-
14
-
15