骨董品買取で、掛軸で橋本雅邦の扇面をお譲り頂きました。
この日本画は、橋本雅邦は天保6年～明治41年で、明治期の日本画家です。彼は5歳の頃から実父より狩野派のてほどきを受け、12歳の時正式に 入門 され、安政4年塾頭となります。安政7年雅邦の 号 をもらって絵師として独立を許され結婚されました。フェノロサの庇護を受けていた芳崖と共に新しい表現 技法 を模索研究し、新しい技法を模索しました。1882年の第一回内国絵画共進会で銀印主席を取り、また宮内省の御用達となり、有名になっていかれました。美術学校 の発足に尽力して、絵画 科の主任までなり、その名は一躍有名になりました。美術学校では著名人の雅邦四天王と呼ばれた下村観山、横山大観、菱田春草、西郷孤月の他、川合玉堂、橋本静水らを指導してこられました。明治41年に胃癌のため死去。本紙は紙本で、扇面の水墨画の日本を代表する美術品です。古い時代の作品ですが、ご覧のように、状態の良い掛け物です。
お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。古美術やかたでは、お客様より売却頂いた品物を、価格を表示して、当店で店頭販売いたしております。また同時に、ホームページにも、価格を表示して販売いたしております。