買取実績 buy

日本画の掛軸で江戸時代の古書画を買取りました。

ご主人が単身赴任でこちらに住んでおられ、お立ち寄り頂きました。店頭に並んだ古美術骨董品の多さに驚かれたご様子で、細工や質の良い高価な品物をご覧になっておられました。当店でも丁寧に説明をさせて頂きました。当店を気に入られ、ご自宅に戻られてから骨董品売却のご相談をお電話で話されました。色々な写真をお送り頂き、その中からこの日本画の 掛軸 をお送り頂きました。
松花堂昭乗は1582年~1639年で、江戸時代初期の真言宗の僧侶で文化人です。堺の出身で、別号に惺々翁・南山隠士などがあり、有名な書画でもあります。書道、絵画、茶道に堪能で、特に能書家として有名で、独自の松花堂流という書風や 画風 を編み出し、近衛信尹、本阿弥光悦とともに 寛永の三筆 と称せられました。また狩野派の狩野山楽に画を学んで独特の滋味あふれる水墨画を描いており、立派な日本の美術品です。慶長5年石清水八幡宮の社僧となり、高僧の住職となりました。本紙は紙本です。箱付で二重箱が付いており、盆栽でもお使い頂ける面白い水墨画の逸品です。古い時代 の作品ですが、ご覧のように、状態の良い掛軸です。

お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。古美術やかたでは、お客様より売却頂いた品物を、価格を表示して、当店で店頭販売いたしております。また同時に、ホームページにも、価格を表示して販売いたしております。