富士画賛で日本画の掛軸をお譲り頂きました。
お客様の声
美術品収集が趣味だった父の遺品を買い取っていただきました。父はいろいろな書物に趣味があったようです。恥ずかしながら、私は書画骨董の類には全く興味がなく、父がどんなものを集めていたのか、興味も無く長年放置しておりましたが、出張頂いた際には、いろいろと教えていただき、大変勉強になりました。素人の私に分かるように教えていただき、ありがとうございます。父が良いものをたくさん持っていたと伺い、ちょっと尊敬の念を抱いています。高価な物も、そうでないものも、一点、一点、丁寧に説明して頂き、感謝しています。いろいろお世話になりました。
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買取例の説明
このお宅は先代の方が古い時代の掛軸の愛好家で、先代がお亡くなりになり当代の方は日本画には趣味がなく、売却したいと骨董品買取依頼のお電話を頂きました。さすが昔の掛軸の コレクター で、作品も面白い作品が多くあり、表具の裂も 名物裂 や 古渡り の裂を使っており、現在では見られない逸品です。最初、写真をお送り頂きましたが、面白い美術品や 古美術工芸品 なので横浜市泉区まで出張させて頂きました。その中でも柳沢 淇園は、江戸時代中期の文人画家、また漢詩人で、日本の 南画 の先駆とされる有名な作家です。後に中国風に名乗り、幼い頃から儒学教育を受け、黄檗僧に影響され、中国の文雅を身につけました。また長崎派の英元章に 師事 し、中国画法を学びました。その後独学で古書画や画譜を 模写 し画論を学び、極彩色な写生画も書きました。
この文人画の本紙は絹本で、古い時代の古書画ですが、ご覧のように、保存状態の良い掛け物です。面白い図柄で、状態の良い昔のお軸は買取させて頂きます。