骨董品買取で大徳寺の宙宝宗宇の掛軸を売却いただきました。
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全体 縦幅約 133cm 横幅約 82cm
本紙 縦幅約 45cm 横幅約 79cm
このお客様は、茶の湯の愛好家で大徳寺の高僧の墨蹟のコレクターでした。茶席の書画では茶掛けの一行書や水墨画が好まれ、このお客様も多くの古書画をお持ちでした。水墨画の日本画も茶席で好まれ、彩色画の日本画より茶の湯の 愛好家 は紙本に描かれた作品を多く持っておられます。この作品は宙宝宗宇で、江戸後期の臨済宗の僧で、大徳寺四百十八世に就任しておられました。このような立派な昔の時代の 一行書 は座禅の席でも好まれ、日本の立派な美術品です。宙宝は道号で宗宇は諱、松月老人と 号 され、天保7年に仁孝天皇より大光真照禅師の号を賜ります。表千家 十代の 家元 の吸江斎宗左などを指導され、天保9年、79才で亡くなられました。このお軸は本紙は紙本で、古い時代の作品ですが、ご覧のように、保存状態の良い逸品です。
古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる歴史ある祇園骨董街の中にある老舗の骨董店です。お店には1日100名近くのお客様にご来店頂き、 店頭には2000点以上の諸道具や古美術品を価格表示し販売しております。また、ホームページ上には500点以上の品物を掲載しております。お譲り頂く品物は、お客様にその品物の販売価格を提示し、お客様と一緒に買取価格を決定します。売却依頼は是非古美術やかたに御相談下さい。