骨董品買取で大徳寺の宙宝宗宇の掛軸をお譲り頂きました。
お客様の声
何度か利用させていただいております。何よりも査定の内容をきちんと説明していただけますので、安心してお任せしています。古いものであまり綺麗に保管していなかったので、買い取っていただけるか不安でしたが、問題なく引き取っていただけて良かったです。さすが、愛好家や研究者の方をお客さんに多く持っておられる専門の骨董店だと、いつもながら感心させられます。私は京都の伏見区ですがこんな骨董店が自転車でいける近くにあり助かります、この度もお世話になりました。また、よろしくお願いします。
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買取例の説明
写真が8枚あります。くわしくはこちら
全体 縦幅約 133cm 横幅約 82cm
本紙 縦幅約 45cm 横幅約 79cm
このお客様は地元京都のお客様で、茶の湯の愛好家で大徳寺の高僧の墨蹟の愛好家でした。茶席の書画では茶掛けの一行書や水墨画が好まれ、このお客様も多くの古書画をお持ちでした。水墨画も茶席で好まれ、茶の湯の 愛好家 は、彩色画の日本画より紙本に描かれた日本画を多く持っておられます。この作品は宙宝宗宇で、京都生まれの江戸後期の臨済宗の僧で、大徳寺四百十八世に就任しておられました。このような立派な昔の時代の 一行書 は座禅の席でも好まれ、日本の立派な美術品です。宙宝は道号で宗宇は諱、松月老人と 号 され、天保7年に仁孝天皇より大光真照禅師の号を賜りました。表千家 十代の 家元 の吸江斎宗左などを指導され、天保9年、79才で亡くなられました。この掛軸は本紙は紙本で、古い時代の作品ですが、ご覧のように、保存状態の良い掛軸です。面白い図柄で、状態の良い昔の逸品はお譲りさせて頂きます。