須田剋太の綺麗な花の絵です。
力強く奔放なタッチが特徴の須田剋太のひなげしの花の絵を紹介します。ひなげしは春に咲く花です。このひなげしからは、力強さや溢れる生命力が感じられますね。彼らしい、大胆な筆遣いが冴える 名品 です。落ち着いた色調で、大輪のひなげしが華やかに描かれており、いきいきとした生命の喜びが伝わってきます。須田剋太は、初期の頃は 具象画を中心に、40代からは 抽象画 、そして晩年の頃には司馬遼太郎の「街道をゆく」の 挿絵 を手掛け、具象画も多く描きました。具象、抽象 にこだわることなく、力強く生命感あふれる独自の 作風 が特徴です。このような、彼の情熱があふれている花の絵は高価買取させて頂きますので、是非ご相談ください。
近年、彼の作品はたいへん注目度が高くなっており、特に、晩年 の 細密 に描いた作品となりますと、もっと高価買取させて頂けます。どの作家にも言えることですが、作家は自分の描こうとする対象物に情熱を注ぎ、試行錯誤を繰り返し、何年もかかって独自の 画境 に到達します。晩年の、自身の 画境 を確立させた 全盛期 の作品には、熟練した深い味わいがあります。売却のご相談で、よく作家名での価格のお問合せがありますが、作家の名前だけでは価格の決定は出来ません。同じ作家の作品でも、制作年代や題材、出来栄えにより、10倍、20倍と価格が違う場合がありますので、一度ご相談頂ければと思います。60.7×49.8cmサイズ、キャンバス に描かれた油絵です。（No.42）