中川浄益の純銀製の銘々盆です。
南鐐 で出来た直径15.1cmの菓子皿を紹介します。中川浄益は 千家十職 の一人で、金物師として室町時代から11代続きました。元々は越後国で 甲冑 や鎧などを作っており、彫る技法や打つ技法などを用いた 金工作品 も群を抜いて素晴らしく、精巧な 茶道具 などの 名品 を数多く残しています。
ご相談で、よく作家名での価格のお問合せがありますが、作家の名前だけでは価格の決定は出来ません。同じ作家の作品でも、制作年代や材質、出来栄えにより、10倍、20倍と価格が違ってきます。中川浄益の場合も、彫金細工 や 象嵌細工 が 細密 で丁寧に施されている作品は高価に買取させて頂けます。また取手や蓋の摘みに鉄が用いられた 銀瓶、銀や錫で出来た 彫刻 のある 茶托 や 茶合、茶入 などの 煎茶道具 は特別高価に買取させて頂けます。古美術やかたでは、お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。お客様より売却頂いた品物を、価格を表示して、当店で店頭販売いたしております。また同時に、ホームページにも、価格を表示して販売いたしております。（No.12）