裏千家の歴代宗匠の書付が付いた古瀬戸茶入です。
高さ8.9×幅5.6cmの瀬戸焼の 茶入 で、裏千家 の歴代宗匠の三人(玄々斎・圓能斎・鵬雲斎)の 書付 が付き、「鳴海」と 銘 が付いております。形がすきっとしていて、景色 の良い茶入ですね。宗匠三人の書付が付いているのは珍しく、よほどの 名品 か 伝世品 でしょうか。
千利休の没後に千宗旦の四男宗室が興こした裏千家は、茶道諸流派の中でも最大です。玄々斎は 表千家 とは異なる作法を確立し、茶箱 点前 を考案。圓能斎は女学校教育の中に茶道を取り入れ、一般への茶道普及に尽力。また鵬雲斎は海外普及に力を注ぎ世界中を歴訪し、茶道文化の浸透・発展と世界平和の実現に向けた活動をしています。
このような 古い時代 の 茶道具 でも、各お 家元 歴代宗匠の 箱書 や書付、花押 のある品物は高価に買取させて頂ける場合が多くあります。汚れや埃等はそのままで結構ですので、こんな物、あんな物と素人判断で整理や廃棄をされる前に是非古美術やかたにご相談下さい。当店では、お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。お客様より買取りさせて頂いた品物を、価格を表示して、当店で店頭販売いたしております。また同時に、ホームページにも、価格を表示して販売いたしております。(No.64)