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重厚感のある、田辺竹雲斎の作品を紹介します。

高さ15×幅24.8cmの、しっかり編み込まれた 花籠 です。田辺竹雲斎は明治時代から代々続く竹芸界の 重鎮 です。唐物写しが得意で、その他に亀甲編みや鱗編みを中心とした、透かし編みの 技法 なども習得しています。竹籠 の材料である煤竹は、長い年月、囲炉裏の煙で燻されて茶褐色や飴色に変わるので、今では貴重になりました。このような 古い時代 の煤竹を用い、太くて荒々しく編まれた芸術性の高い作品や、竹根古矢竹、古い斑竹を生かした昔の花籠や 煎茶道具 などは 愛好家 に人気が高く、高価に買取させて頂けます。残念ながらこの作品のような白っぽい竹で編まれた作品は、あまり人気が無く、濃い茶褐色で編まれた作品よりも価格は安くなります。このように同じ田辺竹雲斎の作品でも、制作年代や材質、出来栄えにより、10倍、20倍と買取り価格が違ってきます。古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる歴史ある祇園骨董街の中にある老舗の骨董店です。お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。売却依頼の際には、古美術やかたにお問合せ下さいませ。(No.5.5)