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十代楽吉左衛門らしい華やかな赤楽茶碗です。

高さ7.8×幅12.3の十代 楽旦入の赤茶碗を紹介します。高台 脇に楽の印が捺されていますが、もっと古い代の作品や名工の写しの作品には楽印の無いものもあります。この作品には十五代楽吉左衛門の 極箱裏千家家元十五世鵬雲斎の 書付 が付いております。樂家は、桃山時代から続く 千家十職 の一つで、楽焼茶碗 を作る茶碗師の樂家が代々 襲名 している名跡です。瓦師であった初代 長次郎が千利休の指導を受けて始められ、各お 家元 宗匠の好みの 茶道具 の制作に携わり、400年以上の 伝統技法 を継承しています。楽焼は、轆轤 を使わず手捏や型造で形を作り素焼きする軟陶質の焼物なので扱いが難しく、非常に割れやすいので、よくひびが入っております。傷や直しがありますと、買取価格は 完品 の半額以下になってしまいますので、取り扱いには十分ご注意ください。

古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる歴史ある祇園骨董街の中にある老舗の骨董店です。お店には1日100名近くのお客様にご来店頂き、 店頭には2000点以上の骨董品や 美術品 を価格表示し販売しております。また、ホームページ上には500点以上の品物を掲載しております。お譲り頂く際は、お客様にその品物の販売価格を提示し、お客様と一緒に買取価格を決定します。是非一度、古美術やかたに御相談下さいませ。(No.90~130)