白竹で編まれた田辺竹雲斎の竹籠を紹介します。
高さ27.8×幅29cmの、ざっくり編まれた田辺竹雲斎の 花籠 です。このように白い竹で編まれた作品は、あまり人気が無く、濃い茶褐色の煤竹で編まれた作品よりも買取価格はかなり安くなります。なぜなら煤竹は100年から200年以上の長い年月をかけ、囲炉裏の煙で燻されて自然に独特な濃淡のある茶褐色や飴色に変わるので、今では殆ど手に入らず貴重になったからです。ご相談で、よく作家名での価格のお問合せがありますが、作家の名前だけでは価格の決定は出来ません。同じ作家の作品でも、制作年代や材質、出来栄えにより、10倍、20倍と価格が違ってきます。田辺竹雲斎の場合、初代や二代が特に人気です。また 古い時代 の煤竹を用い、太い竹で荒々しく編まれた芸術性の高い品物や、竹根を生かした昔の作品、古矢竹、古い斑竹が使用された 竹籠 や 煎茶道具 は特別高価に買取させて頂けます。古美術やかたでは、お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。お客様より売却頂いた品物を、価格を表示して、当店で店頭販売いたしております。また同時に、ホームページにも、価格を表示して販売いたしております。一度ご相談頂ければと思います。（No.3.5）