大西清右衛門の名品、霰釜を紹介します。
十四代大西浄中の出来の良い霰釜で、高さ19.2×幅21.3cmです。綺麗な霰模様から丁寧な 職人技 が感じられます。大西清右衛門は室町時代後期から400年以上続く釜師で 千家十職 の一人です。代々茶釜だけでなく、鉄瓶 などの精巧な 茶道具 も数多く残されています。十四代浄中は、独自の地肌を創り出し、表千家家元の即中斎宗匠の字や絵を鋳込んだ華やかな釜を多く制作しており、そのような各お 家元 宗匠の好みの作品や 共箱 で 書付 の付いた作品は高価買取対象です。一般的にお 茶会 で使用される茶道具は、箱や蓋も茶席の書画と共に床の間に披露されるので、保存状態 の良い品物が喜ばれます。また大西清右衛門の特徴が出てくる 晩年 に作られた作品は味わい深いものが多く、高価に買取させて頂けます。
古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる歴史ある祇園骨董街の中にある老舗の骨董店です。お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。お店には1日100名近くのお客様にご来店頂き、 店頭には2000点以上の 諸道具 や古美術品を販売しております。また、ホームページ上には500点以上の品物を価格表示して掲載しております。(No.50)