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荒川豊蔵の茶碗です。

志野、瀬戸黒で 人間国宝 の荒川豊蔵の茶碗です。高さ7.5cm×幅13.4cmで、高台脇に「斗」と があり、南禅寺管長の書付があります。荒川豊蔵は、美濃焼の復興と発展に貢献し、独自のスタイルを築き上げ、生涯に渡り 名品 の数々を生み出しました。
この作品は、大らかで優しい味わいのあるお茶碗です。1959年、彼が65才のときに作られた作品です。このような、味わいのある彼の作品は、高く評価させて頂きますので、是非ご相談ください。彼の作品では、桃山陶を原点にした大らかで豪快な、挑戦を重ねた独自性のある作品が高価買取対象作品です。晩年 の全盛期に作られた 上手 の作品は、百万を超える価格で取引される作品もあります。中でも特に、豊蔵志野と呼ばれる、全体的に緋色に発色させた志野焼の作品が、たいへん人気があり、緋色の志野焼のお茶碗になりますと、このお茶碗よりも取引価格の桁が一桁違ってくる場合もあります。
当店は、約80軒の骨董店が軒を連ねる歴史ある祇園骨董街の中にある老舗の骨董店です。日々、100名近くのお客様にご来店頂いております。海外からお越しになるお客様も多く、中には熱心な著名な作家の陶芸作品の コレクター の方もいらっしゃいます。このような素晴らしい 日本独自 の 陶芸 作品は、たいへん人気があり、当店でも入荷をお待ちの 愛好家 の方も大勢いらっしゃいます。このような 書付 のある作品や 共箱 が揃っている作品、 保存状態 の良い作品は、高価に取引させて頂けます。芸術家が生涯かけて制作された作品は、数多くありますが、力作や秀作と言われる作品は、実は全作品の二割ぐらいだと言われています。制作年代や題材、出来栄えにより、買取価格は一桁違う場合もあります。売却依頼の際には、一度ご相談頂ければと思います。(No.17)