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清水卯一の天目茶碗です。

 

清水卯一の天目茶碗を紹介します。高さ5.9cm×幅16.9cmで、高台脇に「卯」と  があります。清水卯一は中国陶磁の鉄釉や柿釉を研究し、生涯を通じて、素地釉薬 の組み合わせに試行錯誤を重ねました。独自の 作風陶器 を生み出し、世界的な 陶芸家 として知られています。59才という若さで「鉄釉陶器」の 人間国宝 に認定された実力も人気もある作家です。

この作品は、天目釉と呼ばれる鉄釉をかけて焼かれた陶器の茶碗です。すっきりとした味わいのある作品ですね。このような柿色の明るい発色の鉄釉の作品は、彼が得意とする作品で、高価買取させて頂きます。また、彼の作品では、青磁 の青い釉面に、氷の結晶のような 貫入 が層をなすように無数に入っている作品も、高価買取対象作品です。貫入とは、素地と釉薬の収縮率が異なるために窯から出して冷える際に生じるひび割れのことで、古くから 陶磁器 の見どころの一つとされてきました。彼の、氷裂貫入の 青磁、青白磁に近い釉薬の蓬莱磁、黄蓬莱など、美しい色釉薬の作品は、高価に取引させて頂きますので、是非ご相談ください。特に、晩年の 全盛期 に作られた上手の作品は、最も高価に取引させて頂けます。晩年の作品で、細かく、無数に貫入が入っている青磁の作品、力作の  や 上手 のお 茶碗 になりますと、売却頂く価格が一桁違ってくる場合もあります。作家は努力を重ね、試行錯誤を繰り返して、自身の納得の行く 作風 を確立させて行きます。作家の作品には、いろいろありますが、30代、40代ではまだ自分独自の境地には至らず、60代になってやっと作れるようになると言います。若年 期の作品より、晩年 の作品の方が、洗練された作品となり、価格も数段上となります。制作年代や題材、出来栄えなどにより、価格が違ってきます。お気軽にお問い合わせください。(No.17)

 

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