藤田喬平のヴェネチアガラス作品を紹介します。
ガラス特有の美しい赤色が印象的な高さ23.8×幅15.7cm15.7cmの 花入 です。藤田喬平は 東京美術学校 を卒業後、ガラス工芸に魅了され制作を始めます。イタリアで学んだ優雅で自由な発想でセンスに磨きがかかり、色ガラスと金箔を混ぜ合わせるという独自の 作風 を確立しました。琳派の作品に影響を受け、日本の伝統の美をガラス工芸によって現代に蘇らせることに成功し、ガラス工芸では初の 文化勲章 を受章しました。この作品はヴェネチアガラス伝統のカンナ 技法 を用いたシリーズで、彼が得意とし、高い評価を受けたヴェニスの花瓶です。しかし藤田喬平の数ある作品の中で一番人気があるのは、金銀できらびやかに彩られた飾筥シリーズで、より高価に買取させて頂きます。
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