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表千家 即中斎宗左の自作の茶杓を紹介します。

長さ18.7cmの 茶杓 で、千家十職 の黒田正玄が下削りと箱を製作し、表千家 家元十三世即中斎が仕上げて 箱書 をした自作の作品です。茶杓の形は各宗匠によって決められており、素材は古材や蒔絵が施されたものもありますが、天然の竹で出来ている茶杓が一番人気で高価に買取させて頂けます。
表千家 は、千利休を祖とする千家の 家督 を継いだ千家流茶道の本家です。即中斎は、家元の古格や 伝統 を保持する事に尽力し、財団法人を設立。日本のみならず世界中に茶道文化を広めました。
表千家家元の場合、歴代宗匠の茶席の書画や手造りの 茶碗 や茶杓などが高値で売却頂けますが、その中でも季節を問わず、四季を通じてお 茶会 で使用できる 一行書 や 茶道具 は高額で取引されています。また 古い時代 の宗匠の作品は現存数も少なく人気があり、特別高価買取対象です。どの作家も同じことが言えますが、若年 期 の作品(前作)と、自分の 作風 を築いた 晩年 の作品とでは、価格が5倍、10倍と違ってきます。30代、40代ではまだ自分独自の作風には至らず、60代になってやっと作れるようになるので、晩年の 全盛期 に作られた作品の方が、断然、高額になります。一度、古美術やかたにご相談頂ければと思います。(No.17)