五代中村宗哲の作品で、重厚感ある大棗です。
高さ7.3×幅7.4cmの大 棗 で、五代中村宗哲の作品です。高台 内に釘彫りで「哲」と 銘 が入っております。千家十職 の塗師で江戸時代から続いており、茶道具 を中心に漆芸品の制作を行い、代々 名品 を残しています。当代は十三代で女性の当主です。
中村宗哲の場合、八代の作品が人気があるようですが、最近では海外のお客様にも蒔絵は人気で、このようなシンプルな作品よりも 花鳥画 や面白い 図柄 が描かれ、螺鈿細工などが施された華やかな作品の方が人気があり、高価に買取させて頂けます。どの作家の作品でも同じことが言えますが、長期間かかり 細密 丁寧に制作された作品は、短時間で作られた簡単な作品よりも高価に買取させて頂けます。また各お 家元 宗匠の好みの作品や 書付 の付いた作品はより高い値段がつきます。古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる歴史ある祇園骨董街の中にある老舗の骨董店です。お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。お店には1日100名近くのお客様にご来店頂き、 店頭には2000点以上のお譲り頂いた 諸道具 や古美術品を販売しております。また、ホームページ上には500点以上の品物を価格表示して掲載しております。一度ご相談頂ければと思います。(No.50~70)