浜田庄司の赤絵の皿を紹介します。
浜田庄司の 赤絵 の 皿 を紹介します。幅32.5cmです。「用の美」を追求した彼らしいシンプルながらも、品のある作品です。奥深い芸術性、民芸美が感じられますね。釉薬 の流描による大胆な模様、「黍文」と呼ばれる独自の文様を施した作品は、どれも力強く健康的で人気があります。糖黍文は、彼のトレードマークとされ、1920 年代から生涯にわたって最も多く描かれた 図柄 です。角瓶や 皿、扁壺に描く糖黍文は、素朴で力強く、国内外から絶大な人気があります。この作品も、丸紋の中に、彼らしい図柄が描かれています。柿釉と呼ばれる、益子焼ならではの落ち着いた渋い茶色も味わいがありますね。 このような、彼の力強く格調高い作品は高価買取させて頂きます。彼の作品は、世界的にもたいへん人気があります。特に 晩年 の作品が高価買取対象です。当店にも、入荷をお待ちのお待ちの コレクター もおられます。売却依頼は、お気軽にご相談ください。
浜田庄司は、陶芸界の 重鎮 の板谷波山に 師事 して 陶芸 の基礎を学びました。民芸界の 巨匠 河井寛次郎と共に 釉薬 の研究し独自のスタイルを確立し、民芸陶器で人間国宝となりました。民芸陶器で有名な益子焼を芸術分野の粋まで押し上げ、世界的にも人気が高い 陶芸家 です。彼も、その道の第一人者に 弟子 入りし、イギリスへ渡り、異国の地での作陶生活でたいへんな苦労をされました。努力の末にロンドンで 個展 を開くまでの成功を収めています。芸術家は、何年もの間たいへんな努力を繰り返し、また周りの人に助けてもらいながら、独自の 作風 を築いていきます。昔からよく言われる事ですが、芸術家が育つためには、スポンサー、いわゆる援助する人が必要とも言われます。古い時代 のこうしたスポンサー達は、芸術家の生活費を援助し、ときには遊興費なども十分に与え、芸術家を囲い、本人の好きなだけ絵や作品を作らせてきました。だからこそ、芸術家たちはお金に糸目を付けない素晴らしい作品を生み出すことができたのでしょう。現代ではなかなかこのような豪快なスポンサーとなられるような方もおらず、芸術家も苦労されているようで、自国にとどまらず、世界にむけてどんどん自分をアピールするような時代になっています。(No.40)