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富田渓仙の秋の草花を描いた作品を紹介します。

狩野派や、四条派南画 を学び、自由闊達な独自の 画風 を築きました。富田渓仙の作品は、大胆に形を変化させたり省略したオリジナリティ溢れる 作風 です。きらびやかな色使いも特徴で人気です。富田渓仙の作品では、晩年の綺麗な 花鳥画 や風景画、特に、丸山の桜を描いた作品などが高価買取対象です。どの作家にも言えることですが、晩年の全盛期に描かれた作品には、高価にお譲りさせて頂けます。
この作品は、柘榴や秋の草花などを、大胆な構図で描いています。色使いもたいへん綺麗で、緻密 に描かれており、落ち着いた味わいがありますね。さすがと思わせる 名品 です。しかしながら、26.4×23.7cmサイズと、小品になりますので、価格はだいぶ低く取引されます。同じ作家の作品でも、大きな キャンバス に描かれた力作の方が、断然高価になります。簡単に描かれた書画や小さい作品と、何日、何ヶ月もかけて描かれた大きなサイズの力作とでは、価格は10倍、20倍と違ってくるのは当然のことかと思います。制作年代や題材、出来栄えにより、買取価格が違ってきますので、一度ご相談頂ければと思います。(No.25)