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児玉幸雄の海外の風景を描いた作品を紹介します。

パリのムフタール通りを描いた作品です。フランス料理はじめ世界各国の料理店やレストラン、カフェなどが立ち並び、パリ市中でもっとも賑わう下町の地域です。児玉幸雄は、このような、パリの風景やそこで暮らす人々を描きました。その作品には、季節や活気、空気までもが伝わってくるような、静かな存在感があります。この作品も、まるで、その地を旅しているかのような気持ちにさせる、いきいきとした味わいがありますね。鮮やかな色彩と重厚なマチエールで、緻密 に細部にまで丁寧に絵具を重ねる独自の 作風 で描かれた 風景画 です。ほぼ 独学 で絵画を学んだ彼ですが、幾度となく、パリやヨーロッバ各地を自分の足で巡り、その地の生活をつぶさに観察し続けた、彼の写実力がひかる 逸品 です。写実 の作家は、常にスケッチ道具を持ち歩き、いつも目に映るものを スケッチ するなど、研究や研鑽を積み重ね、自身の 画風 を確立させるものです。やはり、晩年の作品には、洗練された味わいが出るもので、売却頂く価格も、断然、高くなります。児玉幸雄の作品では、このような、異国の人々の生活感と活力がみなぎる広場や、街並のパリ風景で人物が多く描かれている風景画が人気があります。中でもパリ風景、朝市を描いた作品は、特に評価が高く、高価に買取させて頂きます。当店では、日本画作家、洋画作家の作品など、数多くの作家の作品を扱っています。京都祇園の骨董街で長年培われてきた実績があります。制作年代や題材、出来栄えにより、10倍、20倍と買取価格が違ってきますので、お気軽にご相談ください。60.7×72.7cmサイズの、キャンバス に描かれた、油絵です。(No.160)