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川合玉堂の鶴を描いた名品を紹介します。

鶴は平安時代の昔より日本人に好まれてきた画材です。多くの 花鳥画 の逸品が 国宝重要文化財 として残されています。この作品も梅を背景に鶴を描いた吉祥の 図柄 で、日本人の心が伺えます。日本の自然をこよなく愛し、見事に描き続けた川合玉堂らしい 名品 です。たいへん人気があり、高価に取引される近代日本 画壇巨匠 です。自然と共に生きる人々や、圧倒的な大自然を背景に点景の人物が描かれている作品、水車が描かれている作品、鵜飼の絵などが高価買取対象の作品です。彼の 晩年上手 の作品は高く評価させて頂きますので、是非、ご相談ください。どの作家にも言えることですが、やはり、全盛期 の作品には熟練した深い味わいがあり、高価に買取できる 逸品 が多くなります。早くから才能を発揮した川合玉堂ですが、全ての作家が同じように若いときから高い評価を得るわけではありません。芸術家は、何年もの間たいへんな努力を繰り返し、また周りの人に助けてもらいながら、独自の 作風 を築いていきます。昔からよく言われる事ですが、芸術家が育つためには、スポンサー、いわゆる援助する人が必要とも言われます。古い時代 のこうしたスポンサー達は、芸術家の生活費を援助し、ときには遊興費なども十分に与え、芸術家を囲い、本人の好きなだけ絵や作品を作らせてきました。だからこそ、芸術家たちはお金に糸目を付けない素晴らしい作品が生み出すことができたのでしょう。現代ではなかなかこのような豪快なスポンサーとなられるような方もおらず、芸術家も苦労されているようで、自国にとどまらず、世界にむけてどんどん自分をアピールするような時代になっています。39.2×48.5cmサイズの 紙本 に彩色で描かれた作品です。(No.70)