三代徳田八十吉の得意とする花瓶です。
三代徳田八十吉の 花入 を紹介します。高さ26.7cm×幅15.4cmの、花瓶 です。高台内に「八十吉作」と 銘 があります。三彩の 幻想的 な模様が施されており、底の方は綺麗な深みのある紺色でできています。彼らしい作風が冴えるたいへん綺麗な花入れですね。三代の世界観がとても良く表現された魅力的は作品と言えるでしょう。彼のこのような、上手 の作品は高価買取させて頂きます。
三代は、初代や二代に 師事 し、伝統 の技を受け継いだ 古九谷 の色彩感覚を基に、釉薬 のグラデーションや、コントラストの味わいや美しさを表現しました。「彩釉」「燿彩」と呼ばれる 技巧 で独自の世界を築き上げ、「彩釉磁器」で人間国宝に認定されています。
このような作品も味わいがありますが、徳田八十吉の作品では、古九谷五彩の紺、紫、緑、黄、赤を、宝石のように美しいグラデーションを施した「耀彩」の技法で作られた、煌めくような作品が一番の高価買取対象作品となります。五彩で彩られた上手の作品ですと、この作品の数倍の価格で取引される作品もあります。
古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる祇園骨董街の中にあり、お店には1日100名近くのお客様にご来店頂き、 店頭ではお譲り頂いた2000点以上の作品を販売しております。海外からお越しになるお客様も多く、このような素晴らしい 日本独自 の 陶芸 作品は、たいへん人気があります。昔の 職人技 が素晴らしい作品は 愛好家 の方々に人気があり入荷をお待ちのお客様も大勢おられます。このように作りの良い作品、昔ながらの 伝統 の技巧が生かされた作品、 在銘 の作品は、高く評価させて頂きますので、古美術やかたにご連絡ください。(No.15)