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竹内栖鳳の水墨画の名品です。

写実の作家は、常にスケッチ道具を持ち歩き、いつも目に映るものを スケッチ するなど、研究や研鑽を積み重ね、自身の 画風 を確立さるものです。作家の中には、対象物を研究するために、わざわざ鶏を自宅に飼い、いつもその動作や特徴を研究し続けた作家もおり、その作家は、現在では鶏の絵を描かせれば日本でトップクラスと言われています。実際、竹内栖鳳も、近所のかわいらしい犬を描きたいがために、持ち主からその犬を譲り受け自宅で飼い、観察をし続けた末に描いた、犬の名作なども残しています。何年もかけて試行錯誤を繰り返し、オリジナルな作品を考案していくのですね。作家のものでは 、やはりこのように努力の末、何年もかかって独自の 画境 に到達した晩年 に描かれた作品の方が味わい深いものが多く、高価に取引されます。この作品も、水墨で描かれたミミズクが、まるで今にも鳴き出しそうなリアリティがあり、秀逸な作品ですね。1933年、彼が69才のときに描いた水墨画です。このような、彼の 上手 の素晴らしい 水墨画 は高価買取させて頂きます。竹内栖鳳は、関西画壇の 巨匠 として評価も高く、その価格はトップクラスです。色彩が施された、雀や動物の絵ですと、もっと価格は上がり、買取価格が一千万を超す作品などもありますので、ご相談頂ければと思います。この作品は、紙本 に描かれた41.6×44.0cmサイズの作品です。(No.68)