中島千波の夜桜を描いた綺麗な花鳥画です。
中島千波の美しい花の絵は、瑞々しい味わいがあります。この作品も、星が瞬く夜空が、ほんのりとした桜を際立たせ、美しさに溢れる秀作ですね。繊細 な筆遣いで描かれた桜の花も可憐で、味わい深い傑作です。2003年、彼が58才のときに描かれた晩年の作品です。このような、晩年の中島千波の 花鳥画 は高値で取引されている作品です。中でも、桜、牡丹は中島千波の代名詞の花といっても過言ではなく、桜や牡丹を描いた作品は特に、高価買取対象となります。作家の描かれた作品には、いろいろありますが、多くの作家は、30代、40代ではまだ自分独自の 作風 には至らず、60代になってやっと作れるようになると言います。若書き の作品と、自分の 画風 を築いた 晩年の作品とでは、買取価格は10倍、20倍と違ってきます。当店には、日々、100名近くのお客様にご来店頂いておりますが、中には熱心な コレクター の方もおられ、岩絵具を用いた綺麗な 山水画 や 細密 に描かれた花鳥画などはたいへん人気があります。このような 全盛期 に描かれた素晴らしい作品は、高く評価させて頂きますので、是非ご相談頂ければと思います。65.5×91.0cmサイズの 紙本 に彩色が施された作品です。(No.420)