草間彌生のぶどうを描いた作品です。
草間彌生は、日本画 家を目指し学び始めますが、旧弊な日本 画壇 を嫌い、1957年に渡米すると、ニューヨークを拠点に作家活動を開始しました。鏡や電飾を使用した環境 彫刻 や立体作品に留まらず、ボディペインティングやファッションショーを通しての反戦運動など、「ハプニング」と称した多数のパフォーマンスも精力的に行い、いつしか前衛の女王と呼ばれるようになりました。彼女を知らないという人でも、黒い水玉模様の黄色いカボチャの立体作品や、赤い水玉模様のソフトスカルプチャーを見たことがある人という人は多いのではないでしょうか。その後、ヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表として参加をしたことで、世界的にも高い評価を得るようになり、日本のみならず、海外でも人気にある有名な作家として注目され続けています。
この作品は、1983年、54才のときの作品です。ぶどうをイメージして作られた作品ですが、彼女らしい味わいがあり、独創的で面白い作品ですね。このような彼女の作品は高価買取させて頂きますので、是非お問い合わせください。しかしながら、草間彌生の作品では、やはり、かぼちゃをモチーフにした作品が高価買取対象作品になります。彼女が繰り返し描いている、水玉模様やかぼちゃシリーズの作品は、彼女の代表作で、世界的にも評価が高く人気があります。彼女の晩年の 上手 の作品になりますと、一千万を超える価格で取引される作品もあります。当店では、洋画 や 日本画 、掛軸、油絵などいろいろなジャンルの作品を扱っています。祇園の骨董街で長年培われてきた実績があります。売却依頼の際には一度ご相談頂ければと思います。 60.0×49.0cmサイズで、紙にスクリーンプリントが施された作品です。(No.46)