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藤田嗣治の婦人像を紹介します。

1928年、藤田嗣治が42才のときに描いた 婦人像 です。 緻密 な 線描 で、伸びやかに描かれた作品で、彼の確かな描写力がよく分かる作品です。凛とした美しさが感じられますね。このような藤田嗣治の 画風 で描かれた作品は、彼にしか出せない味わいがあり、国内のみならず、海外でもたいへん人気があります。この作品は、紙に水彩と鉛筆で描かれていますが、晩年の、色彩豊かに猫や女性を描いた作品となりますと、評価も数段上となり、一千万を超える価格で取引されるものもあります。晩年 の 上手 の 女性画 は、特別高価買取させて頂けますので、是非ご相談ください。作家の描かれた作品には、いろいろありますが、多くの作家は、30代、40代ではまだ自分独自の 作風 には至らず、60代になってやっと作れるようになると言います。若年 期の作品より、晩年全盛期 に描かれた作品の方が、洗練された作品となり、買取価格も数段上となります。一口に作家の作品と言っても、制作年代や題材、出来栄えなどにより、価格が違ってきますので、その査定には審美眼が必要となります。品物の真贋を問うことを「鑑定」といいます。品物の値段を決めることではありません。真贋を問う力は、身に付けるのに数十年かかってもなお奥が深く難しい、というのが現実です。我々古美術骨董店業界では、鑑定士という資格は無く、数十年かかり長年の経験と信用を得てはじめて査定や鑑定ができるようになります。業界内で 真贋 を問う場合、簡単な言葉ですが、「ゴリっとしている」とか「すっきりしている」とか簡単な言葉でしか表現できないものです。しかしながら、そのたった一言に数十年の重みがあるのです。当店では、人物画美人画油絵などいろいろなジャンルの作品を扱っています。売却のご相談は、信頼と実績のある祇園の骨董店、古美術やかたにご依頼ください。39.6×28.0cmサイズの作品です。 (No.150)