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小磯良平の踊り子の作品です。

1969年作、66才のときに描かれた作品です。小磯良平は、卓越した女性像を描くことで有名です。肖像画、特に群像を多く手がけたことで知られています。群像表現を極めることを生涯のテーマとしました。少女たちの清らかな歌声が聞こえてきそうな作品「斉唱」などはたいへん有名ですね。女性像や、肖像画、群像をモチーフにした絵で、細密 に色彩豊かな油絵は特別高価買取対象です。小磯良平は、小さい時から鉛筆と筆をもっては絵画を描き続け、やがて、フランスへの留学で最先端のフランス絵画を学んでいきます。海外の文化を肌で触れ、自分のオリジナルな 画境 を築き上げていきました。フェルメール、ベラスケス、アングル、ドガなどを好み、西洋美術を熱心に研究しました。ドガに傾倒し、生涯を通して、このような踊り子を描いています。その多彩な探求の跡は、多く残されており、この作品も、そのような踊り子作品を手掛けていく際の足跡と言えるでしょう。「女性画の画家」と称される通り、うつむき加減に佇む、少女を巧みな描写力で描きとっていますね。この作品も素晴らしいスケッチ画ですが、やはり、 洋画 の場合は、スケッチ画 や簡単に描かれた絵よりも、額装細密 に色彩豊かに描かれた油絵の方が高価買取出来ます。彼の、鮮やかな色彩で描かれた女性画になりますと、一千万を超える価格で取引される作品もあります。当店には、日々、100名近くのお客様にご来店頂いており、中には熱心な コレクター の方もいらっしゃいます。艶やかな岩絵具で彩色された 風景画 や、細密 に描かれた 油絵 などは人気がありますので、高く評価させて頂きます。お気軽にご相談ください。64.9×49.4cmサイズの作品で、厚紙に竹ペンで描かれています。(No.250)