日本を代表する、金工作品の刀装具で竹と虎の図の鍔を買取りました。
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竹虎の 図柄 は昔から有名な図柄で、いろいろな金工家や著名な作家が好んで作られている図柄です。このように刀装具は日本伝統工芸のトップに挙げられる作品です。いろいろな金属で 象嵌細工 や 彫金細工 を施し、また 片切彫 や素晴らしい彫る技法や打つ技法を使い、彫金細工が施されております。この金工品を売却頂いたお宅は、昔は大きな代々伝わる 商家 でいろいろな骨董品が眠っているお宅でした。お電話で問い合わせを頂き、お話の結果出張させて頂きました。お伺いし、いろいろな諸道具を売却頂きました。ご自宅は数十年も手付かずの状態で、作品も埃にまみれたり、共箱から出て散乱している状態でした。時間が掛かりましたが、一点一点古道具や 掛軸 、また置物を綺麗に拭き、共箱に入れて整理させて頂きました。この作品の材質は 四分一 銀で、横谷宗珉(江戸時代中期の装剣金工家)の作品です。重量感のある品物で、片切彫りが力強く丁寧に施されており、昔の職人技が素晴らしい逸品です。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、状態の良い品物です。
古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる歴史ある祇園骨董街の中にある老舗の骨董店です。お店には1日100名近くのお客様にご来店頂き、店頭には2000点以上の 諸道具 や 美術品 を価格表示し販売しております。