お客様に来店頂き、二代 諏訪蘇山の青磁の香炉を売却いただきました。
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このお客様は以前から来店頂き、古美術や工芸品、銀製品をお譲りいただいております。地元では先代のお父様が有名な資産家で、古い時代 には素晴らしい骨董品も多く残っており、日本古来の 伝統技術 が生かされたいろいろな 美術工芸品 の逸品を所蔵しておられます。今回はその一部をお持ち頂き、香炉を売却頂きました。この作品は二代 諏訪蘇山（明治23年～昭和52年）の作品です。出来の良い 上手 の 香炉 で、火屋は純銀製品で出来ており、純銀の 刻印 が入っております。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいるところもなく非常に状態の良い美術品です。同じ青磁でも板谷波山の作品ならもっと高価に買取できるでしょう。また、このような 陶磁器 は中国美術で人気があり、アジアのお客様にお買い求め頂いております。中国美術と言ってもいろいろで、民窯と官窯があり、官窯 の青磁の陶磁器なら驚く程の高値で取引されております。
古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる歴史ある祇園骨董街の中にある老舗の骨董店です。お店には1日100名近くのお客様にご来店頂き、 店頭には2000点以上のお譲りいただいた諸道具や古美術品を価格表示し販売しております。