茶道具で使われる、紹美栄祐の金工作品で銀製品の銀瓶をお譲りいただきました。
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お引越し予定で自宅を整理されているお宅よりご連絡を頂きました。ご親族の方が収集されていた 諸道具 や古道具などが多数あり、一度見て頂き、思っているような買取価格なら売却したいとメールを頂きました。お電話でお話もいろいろとさせて頂き、出張させて頂くことになりました。長年放置されていたようで、埃だらけの裸の品物や段ボール箱やミカン箱に詰め込まれた品物がたくさんありましたが、きちんと仕分けし、一点一点拝見させていただきました。お客様もお喜びになられ、数点のお道具や 銀瓶 を売却頂きました。この作品の材質は銀で、摘みは 玉 で出来ている 珍品 で、銀の瓶の中でも素晴らしい名品の逸品です。紹美栄祐(1839年~1900年)京都出身の、明治時代の金属工芸家で、明治11年のパリ 万国博覧会 で銀牌、22年の同博では金賞をえるなど海外の 博覧会 でしばしば授章した明治時代の日本の名工と言われた彫金細工師です。昔の職人技が生かされた 金工作品 で、彫金細工が丁寧に施された綺麗な品物です。彫る技法や打つ技法のような彫金細工の作品は山川孝次や塚田秀鏡が得意としており、しかし彼らはあまりこのような作品は造っておりません。昔の品物で、銀の変色が見られますが、簡単に綺麗になりますが、昔のまま、販売しております。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように状態の良い品物です。
当店では、共箱から出てバラバラになっている品物をもう一度確かめ、共箱の状態にしたり、書付や鑑定書、また許可証等を作品と合わせ、完品としたりして完全な状態での買取をさせて頂いております。全て無料で埃や汚れがあっても綺麗な状態にして、査定や鑑定を無料で行っています。お気軽にご相談頂ければ結構かと思います。