骨董品売却依頼を頂き、蒔絵香合の前端雅峯の作品を買取させて頂きました。
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観光で奥様が近くに来られた際にお立ち寄り頂きました。ご実家には古道具や 古道具 をお持ちで、何処かで売却したいとお店を探しておられました。古美術やかたの店頭に並んだ古美術の多さに驚かれたご様子で、細工や質の良い高価な品物をご覧になっておられました。当店で詳しく説明をお聞きになり納得された様子でお帰りになられました。そして後日、ご自宅に戻られてから写真をお送り頂き査定や 鑑定 をさせて頂きました。その結果、数点の 工芸品 が 新物 ですが、面白い現代美術の 逸品 を売却頂きました。煎茶道具で漆芸の香合で美しい美術品の紹介をさせて頂きます。漆芸で材質は木製に 蒔絵 が描かれており、時代は昭和初期頃のものだと思われます。 梨地 に丁寧に日本画の蒔絵が施され、合口にも銀が巻かれております。この作者は山中塗の塗師で、伝統工芸士。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、未使用品に近く状態の良い品物です。この作品のように、日本の文化は日本独自のもので、 日本画 や 浮世絵 、また 版画 で描かれ、昔から伝承された日本の美を表現した 工芸品 は多くありますが、このような 名品 は珍しい作品です。浮世絵や版画のように江戸時代から引き継がれた技法は世界中にコレクターがおられ、このような作品は高価にお譲りいただけます。