茶道具整理のご相談を受け、面白い飾金具を買い取りました。
写真が11枚あります。くわしくはこちら
先々代が 金工品 の 愛好家 で、お引っ越しされるので、先代から大切にしまわれてきた品物を仕方なく処分されることになり、当店のホームページをご覧になり、メールを頂きました。素晴らしい 珍品 や 名品 をお持ちで、さすがに昔からの コレクター だと感心しました。加納夏雄の作品もお持ちでしたが、そちらはお譲り頂けず、この蛞蝓（ナメクジ）の 飾金具 を売却頂きました。加納は、片切彫 という彫る技法を最も得意としており、このような飾金具や 花瓶、置物、香合 などの素晴らしい 金工品 を残しています。さてこの金工作品の飾金具の材質は鉄で、時代は江戸から明治にかけてのものだと思われます。 銘 はありませんが、ご覧のように 鉄味 が素晴らしい 逸品 です。ぶ厚い金具で作られており、重量感 があり、裏座が付いており、飾金具として使えます。採光の加減で白く光っておりますが、状態の良い品物です。ついでに煎茶道具もお譲り頂きましたので、後日紹介させて頂きます。
古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる歴史ある祇園骨董街の中にある老舗の骨董店です。お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。お店には1日100名近くのお客様にご来店頂き、 店頭には2000点以上の買取した諸道具や古美術品を販売しております。また、ホームページ上には500点以上の品物を価格表示して掲載しております。売却依頼の際には、古美術やかたにお問合わせ下さいませ。