金工作品で純銀製品の海野勝珉風の素晴らしい釣香炉をお譲り頂きました。
写真が38枚あります。くわしくはこちら
納戸の整理に伴い骨董品売却のお声掛け頂きました。ご自宅まで出張させて頂き、買取りさせて頂きました。贈答品が、納戸に設置された棚にいっぱいに仕舞われておりましたので、整理をしてから、選び出し査定させて頂きました。古美術やかたは、長年営業している古美術骨董店で、骨董価値が十分に分かっておりますので、高価に売却ができ、お客様に喜んで頂きました。この金工品 は純銀の作品で、貴重な釣り 香炉 です。このような作品を得意とする海野勝珉の 作風 に似た作品で、海野勝珉の作品であれば一千万円は超える品物です。この釣香炉も、日本の 古い時代 の 金工細工 師の代表作です。材質は純銀で、時代は大正時代前後のものだと思われます。写真3~写真18のように、いろいろな金属を混ぜ合わせ、象嵌細工が施されております。それぞれの色は、鉄や銅、金等の彫金細工で出来たもので、彩色したものではありません。これらの部分部分は象嵌細工が重なって施されており、このような 技法 を鎧象嵌と言い、象嵌細工の作品の中でも特に優れた 逸品です。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、状態の良い美術品です。
古美術やかたでは、お客様より売却頂いた品物を、価格を表示して、当店で店頭販売いたしております。お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。