骨董品整理のご依頼で、煎茶道具の茶合をお持ち頂きました。
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このお客様ですが、子供さんがこちらの大学に来ておられるので、ついでにホームページを見て来店頂きました。煎茶に使われる道具を五~六点お持ち頂きました。まずは、竹製の茶合を紹介させて頂きますが、竹製の作品はアジアのお客様にたいへん人気があり、当店にとってもうれしい作品です。このような昔の竹製の煎茶道具は人気があり、高価に取引されております。作者についてですが、後藤塗の創始者初代 後藤太平(嘉永3年~大正12年)が茶合を作り、明治の讃岐 一刀彫 の作家・山中象堂が蘭の花を彫刻した珍しい逸品です。ご覧のようにひび割れ等無く状態の良い美術品で、 昔の職人技が素晴らしい 上手 の 彫刻 が施された 茶合 です。
古美術やかたでは、お譲り頂いた品物に価格を表示し、店頭販売しております。買取価格を決定する際には、この小売価格を元にしております。その価格は、店頭やホームページに掲載して、遠くのお客様でも、ご納得頂けるようにしております。フェイクニュースやイメージ写真のホームページが殆どの昨今、当店は、本当に買取から販売までしている、老舗の骨董店です。