宅配買取で金工作品の飾金具を、数点お送り頂きました。
写真が26枚あります。くわしくはこちら
まずは馬と猿の飾り金具を紹介させて頂きます。このお客様は先代が金工作品の コレクター で、さすがに素晴らしい骨董品の金工品をお持ちで、今回も数点お送り頂きました。この作品の作者は、柴原寿良(文政12年生まれ、田中清寿の門人)です。柴原寿良の作品は、現在では根津美術館に収蔵され、展示もされています。材質は分厚い素銅で作られ、象嵌細工や彫金細工が素晴らしい金銀象嵌が施された 重量感 のある飾金具です。細部まで精巧に 彫金細工 が施され、現代作家では表現できない味わいや 作風 が素晴らしい昔の職人技が冴える逸品です。一般的なお話ですが、このような 金工家 で明治~昭和の時代にかけての有名な作家には、香川勝広が有名でこのような作品を多く作っておられ、この作品が香川勝広の作品なら価格は五十万円はするでしょう。コレクターの方から買い受けた品物です。写真14のように、裏座金具も付いております。ご覧のように非常に作の良い飾金具で、保存状態も良い美術品です。
お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。古美術やかたでは、お客様より買取りさせて頂いた品物を、価格を表示して、当店で店頭販売いたしております。また同時に、ホームページにも、価格を表示して販売いたしております。このような状態の良い作品の売却依頼は、古美術やかたにご相談下さい。