茶道具売却でお譲りいただいた、市川銕琅作の虫尽くしの棗を紹介します。
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市川銕琅(1901年~1987年)は、鉄筆や 木彫 の名工と呼ばれる有名な 彫刻家 で、著名な作家です。師は加納銕哉です。先日もご紹介させて頂いた、お客様からお送り頂きました 棗 です。このように棗に 彫刻 されている作品は非常に珍しく、お店飾りにもなり、日本の伝統技術の彫る技法が素晴らしく高価買取させて頂きました。彼の作品には 煎茶道具 がよく見られ、中でも 茶托 や 茶入 れなどの 金工作品 も多くあります。この棗には上部に一匹、横部に二匹の虫が 繊細 に描かれており、日本の 職人技 が冴える 逸品 です。内側には丁寧に 梨地 が施されており、共箱 で共布が付いております。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように傷んでいる所も無く、状態の良い品物です。最近では、お抹茶の道具より、煎茶道具の方がアジアのお客様に人気があり、高価に売却頂けます。地方独自の煎茶のお道具、金工作品などありましたら、お問い合わせを楽しみにしております。
お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。古美術やかたでは、お客様より売却頂いた品物を、価格を表示して、当店で店頭販売いたしております。また同時に、ホームページにも、価格を表示して販売いたしております。市川銕琅のような職人技の素晴らしい茶道具の売却は、古美術やかたにご相談下さい。