買取実績 buy

楽吉左衛門の作品の骨董品買取依頼を頂き、茶碗を数点お譲り頂きました。

楽吉左衛門 黒茶碗 常盤 高さ約8cm 横幅約 12cm 共箱 鵬雲斎書付

この作品は 轆轤 を用いず手捏ねで成形し、箆で削り上げて形を造り、代々樂吉左衛門独自の焼成 技法 で作られた茶碗です。代々の樂吉左衛門の 茶碗 は黒楽が一番で、次は赤楽が一年を通じて使え、高価買取対象です。四百五十年、一子相伝で伝わってきた樂吉左衛門、初代長次郎から当代、十五代直入まで、楽焼 では日本一です。保存状態 も良く、宗匠の 書付 も付いており、綺麗な茶碗で買取価格は100万円前後だと思われます。この作品は、競り市やオークションで買い受けた 骨董品 ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。

一番大切な事は、共箱 であるかどうかです。共箱とは、一番最初に購入した時に入っている箱です。共箱は保証書の代わりになり、共箱が無いと半値以下になる作家の作品も多くあります。たとえ壊れていても、二度と手に入らないので、また直してもらったり出来るので、捨てないで保存して下さい。この作品の場合は、宗匠の 書付 が付いており、より一層確かな品物となります。