買取実績 buy

金属工芸作品の帯留めの骨董品出張買取を頂き、金工作品の帯留をお譲り頂きました。

写真が13枚あります。くわしくはこちら

時代は大正時代前後の 帯留 です。小振りですが 重量感 もあり、非常に端正な彫金細工が施されており買取ました。銀色に輝いている部分は銀だと思われます。水面に遊ぶ白鳥の図で、丁寧な 彫金細工 の白鳥や水草が 上手 にあしらわれ、昔の 職人技 が楽しい逸品で買取させて頂きました。帯留として使われていた品物ですが、ブローチ等に加工されてお使いになられたら、面白い品物かと思われます。写真8 のように金具の側面に「春正」と  が入っておりますが、作者についてはよく分かりません。長年の年月を経てきた 逸品 で、採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように状態の良い 骨董品 です。

金工作品 でよく使われる四分一合金について説明します。
金工作品や 刀装具 で使われている 四分一 と言われる金属は、朧銀 とも言われ、金工品 でよく使われている種類です。銀と銅の合金で合金における銀の比率が四分の一である事から名付けられました。作風 は、優雅で上品な光沢があり、上手の作品に多く用いられています。仕上げでは、江戸時代から変わらず受け継がれている「煮込み着色」という 技法 を使い、あの素晴らしい 日本独自 の作品で、その金属の色彩は世界では類を見ない 名品 です。パリ万博では、日本美術工芸の水準の高さを世界にアピールしました。