九谷焼で赤絵の大皿の骨董品出張買取を頂き、和歌山県新宮市のお客様よりお譲り頂きました。現代陶芸作家の福島武山の九谷焼で、ひび割れや傷等無く、保存状態 の良い陶芸作品で紹介します。
売却例の説明
福島武山
このような復興九谷の九谷焼の歴史は1823年には 大聖寺 の 豪商・吉田屋伝右衛門が中心となり、九谷村の古九谷窯跡の横に登窯が築かれ、九谷焼 の製造が再スタートします。明治時代に入ってからは九谷庄三の「彩色 金襴手」が有名となり、多くの九谷焼が海外へ輸出されました。そのきっかけとなったのが1873年に開催されたウィーン万国博覧会と言われております。この九谷焼は現代作家の福島武山の九谷焼ですが、買取価格は20万円ぐらいでしょう。ひび割れや傷等無く、保存状態 の良い品物です。
九谷焼の作家の福島武山の作品ですが、作家の作品について説明します。
作家の作品を買取依頼に出す場合で注意点を少し書いておきます。最初に買われたときに入っている箱を 共箱 と言います。共箱には作者の 花押 落款 が書かれており、またその作品の題名やゆわれが書かれています。この箱は大切な箱で、作品の保証書の代わりにもなり、共箱があるのと無いのとでは、売却価格は倍以上違う場合もあります。そして作家の名前で相場価格の問い合わせをよく頂きますが、やはり時間をかけて作った 名品 と簡単に作られた 逸品 とでは価格に大きな差がでます。